シャーリーズ・セロンが時計違反で訴えられた

シャーリーズ・セロンさんは、過去にオスカーを手にしたこともある大女優。そのシャーリーズ・セロンさんが、ライバル会社の時計をつけてしまい、訴えられました。

事の発端となったのは、シャーリーズ・セロンさんが時計業界の専門誌に、写真が掲載されたことです。その写真ではクリスチャン・ディオールの時計をつけて、シャーリーズ・セロンが写っていたのです。

ところが当のシャーリーズ・セロンさんは、レイモンド・ウエイルのスポークスマンを務めていました。レイモンド・ウエイルはスイスの高級時計メーカー。とうぜんシャーリーズ・セロンさんは、時計はレイモンド・ウエイルしかつけない契約。

ただ複雑だったのは、シャーリーズ・セロンさんがクリスチャン・ディオールのスポークスマンを、同時に契約していたことです。もっともレイモンド・ウエイルとは、時計は他社のものを身に着けない契約だったのだとか。

今回シャーリーズ・セロンさんが他社メーカーである、クリスチャン・ディオールの時計を見につけていたことは、契約違反になります。そこで怒ったレイモンド・ウエイル側から訴えられてしまったのです。

シャーリーズ・セロンさんに対して、レイモンド・ウエイルは当然損害賠償を請求。それだけでは気持ちがおさまらないとばかりに、宣伝広告に支払ったギャラの返金を請求。果てはクリスチャン・ディオールの時計を身に着けて得た報酬までも、支払うように求めたそうです。

芸能人の方はいろいろなCM等、メーカーとの契約を交わすことが多い職業。今回シャーリーズ・セロンさんが訴えられたように、日本でもこういった訴訟がいずれ頻繁に起こるかもしれませんね。CMでは軽自動車に乗って、私生活はベンツなんて人もいるんだろうしなぁ…。

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